キャンプの必需品【収納ギア】
こんにちは!ぬるキャンパーの焚守シロウです。
キャンプを何度か経験して、ギアが増えてきた人がぶつかるのが「収納問題」。最初は必要最低限のギアだけでも、気づけば椅子に焚き火台、調理道具や細かい小物がどんどん増えていきます。結果、毎回、準備と片付けが一番疲れる……。
でも実は、収納ギアひとつでキャンプの快適度って劇的に変わるんです!
今回の記事では、収納ギアの選び方やおすすめブランドをご紹介していきます!
特に「初心者だけど整理整頓されたサイトを作りたい!」という方にとって、きっと役立つ情報が詰まっています。これを読めば、あなたのキャンプライフが一段とスマートになるはずです!
収納ギアの選び方【5つの視点】
では、数ある収納ギアから「自分に合った」ものをどう選べばよいのか?以下の5つの視点で考えると失敗しづらいです。
① 容量で選ぶ
- 〜5L前後:調味料・カトラリー・ガス缶など、小物の整理に最適
- 30L〜50L前後:ソロ〜デュオキャンプで必要なギアを一括収納できる標準サイズ
- 60L以上:ファミリーキャンプや長期滞在でも余裕ある収納力。テーブル代わりに使えるタイプも◎
② 使用シーンで選ぶ
- 調理まわり:食器・バーナー・スパイス類をひとまとめに。取り出しやすさ重視
- 焚き火まわり:火吹き棒や着火剤など、耐熱性やコンパクトさが活きる
- テント周辺:LEDライト、ペグ、ロープなど細かいギアをまとめておくと動線がスムーズ
③ 素材で選ぶ
- ハード系(スチール・アルミ・ポリプロピレン):耐久性に優れ、積載やスタッキングに強い
- ソフト系(帆布・ポリエステル・ナイロン):軽量&柔軟。撤収時にも扱いやすく、車載スペースも節約
- 防水・耐火タイプ:雨の日や焚き火の近くでも安心。タフな使用に耐えうる設計
④ ギミックで選ぶ
- 天板付き・耐荷重あり:テーブルや椅子代わりとしても活躍
- 折りたたみ機能:帰りの積載や自宅保管時にコンパクトにできて便利
- 仕切り・ポケット付き:小物が中で散らばらず、取り出しやすく収納効率がアップ
⑤ サイトデザインで選ぶ
- ミリタリー・無骨系:ブラックやマットカラーで、ギア全体に統一感を持たせたい人におすすめ
- ナチュラル系:帆布素材やベージュカラーで、ウッドや焚き火との相性も抜群
- ポップ・カジュアル系:差し色になるデザインで、明るく楽しい雰囲気づくりに一役
目的別で選ぶ|おすすめ収納ギア
ハードコンテナ系(がっつり積みたい派)
①無印良品/ポリプロピレン頑丈収納ボックス・大
【詳細スペック】
- サイズ:外寸 約幅600×奥行390×高さ370mm
- 容量:50L
- 素材:ポリプロピレン
- 重量:3.7kg
- 耐荷重:100kg
- 価格:2,490円(税込)
【おすすめポイント】
③素材 ポリプロピレン製のハードボックスで、耐衝撃性が高く、雨天時も水が染み込まない防水素材。スタックしても歪まないので車載にも最適です。
④ギミック 平らなフタは天板代わりに使えて、スタッキングも安定。持ち手はしっかり握りやすく、ラッチ式のフタも片手で開閉しやすい構造です。
⑤サイトデザイン “無機質”なグレー系カラーはナチュラル・ミリタリー・モノトーン系すべてのサイトに違和感なく馴染む万能タイプ。ギアを引き立てる「裏方の美学」が詰まった見た目です!
【一言コメント】
車載も設営もラクにしてくれるこの頑丈ボックスは、キャンプ初心者〜上級者まで誰にでもおすすめできる汎用ギアですが、中身が見えない仕様なので中でゴチャつくと何が入ってるか分かりにくいという弱点もあるため、ケース内を仕切る工夫やラベル管理があるとより快適に使えます!
②THOR Large Totes With Lid 53L
【詳細スペック】
- サイズ:W705×D435×H272mm
- 容量:53L
- 素材:ポリプロピレン
- 重量:約2.7kg
- 耐荷重:80kg
- 価格:6,930円(税込)
【おすすめポイント】
①容量 焚き火道具、バーナー、クッカー、LEDランタンなど、かさばるキャンプギアを一括収納できる53Lの大容量。サイト設営時の動線整理にも一役買います。
②使用シーン オートキャンプやグループキャンプ向きで、クルマ横やテントの前室にスタッキングしておくことで「見せる収納」としても映える存在に。
③素材 衝撃や汚れ、雨にも強いポリプロピレン製で、ガシガシ使っても安心。ラフに扱っても耐久性が高いタフコンテナ。
④ギミック オプションで天板をセットすればテーブル代わりにも◎。スタッキング対応設計で複数使いが基本の収納ボックス。
⑤サイトデザイン ブラック・グレーなどの無骨系カラー展開があり、ミリタリーテイストやシンプルサイトとの相性抜群。
【一言コメント】
キャンプサイトの雰囲気を引き締めてくれる収納ボックスですが、オプションパーツまで揃えると少しコストが高め。蓋がフラットなため滑りやすく、持ち運び時は注意が必要です。
③トラスコ中山/折りたたみコンテナ 50L
【詳細スペック】
- サイズ:約W531×D366×H335mm(使用時)/W530×D366×H71mm(折りたたみ時)
- 容量:51.3L
- 素材:ポリプロピレン
- 重量:約2.6kg
- 耐荷重:15kg(推奨)
- 価格:1,627円(税込)
【おすすめポイント】
①容量 ちょうど良い50Lサイズで、大型ギアから細かなアイテムまで幅広く収納可能。仕分けにも最適です。
②使用シーン 荷物が増えやすい“帰り道”に折りたたんで収納スペース確保。撤収時のまとめギア入れとしても活躍。
③素材 軽量かつ丈夫なポリプロピレン素材。汚れても丸洗いOKでメンテナンスもラク。
④ギミック 折りたたみ式で、高さ約10cmに。使用時はロックでしっかり固定でき、積載時も安心。
⑤サイトデザイン 工具箱由来のグリーンやグレーなどが選べ、無骨系サイトとの親和性も高く、ギア映え◎。
【一言コメント】
コスパ最強のコンテナ。複数個持ちしてもコストが抑えられる一方で、フタが別売な点と軽量ゆえにバランスがやや不安定になることも。仕切りなどでの補強があると快適さUP!
ソフトコンテナ系(柔軟収納&軽量重視派)
④キャプテンスタッグ/大型収納トートバッグ(75L)
【詳細スペック】
- サイズ:約W600×D250×H500mm
- 容量:約75L
- 素材:ポリエステル(外装)、PPテープ(持ち手)
- 重量:約750g
- 価格:2,970円(税込)
【おすすめポイント】
①容量 75Lの超大容量で、寝袋・毛布・タープ類を一気に収納可能。ファミリーキャンプにも最適です。
②使用シーン 設営・撤収時の“とりあえず入れ”に活躍。汚れものや濡れたギアの一時保管にも◎。
③素材 厚手のポリエステルで耐久性もバッチリ。多少の雨なら弾いてくれる安心素材です。
④ギミック 手持ち&肩掛けの2WAY仕様で持ち運びが楽。畳んでおけばサブバッグにも活用できます。
⑤サイトデザイン ブラック・ベージュなどシンプルなカラバリで、どんなキャンプスタイルにも馴染みやすい。
【一言コメント】
ガバッと詰め込める手軽さが魅力。ただし、荷物の重みで型崩れしやすく、自立しにくいので、中身の整頓には少し工夫が必要かも。
⑤DEVISE WORKS/BOGX(S/L)
【詳細スペック】
- サイズ:Sサイズ:約W400×D280×H280mm Lサイズ:約W570×D400×H280mm
- 容量:Sサイズ:約31L Lサイズ:約64L
- 素材:ポリエステル(芯材入り)
- 重量:非公開
- 価格:Sサイズ:9,900円(税込) Lサイズ:17,050円(税込)
【おすすめポイント】
①容量 Sサイズはソロ用の収納に、Lサイズはファミリーの大型ギアに対応可能な容量。ペグや焚き火アイテムのまとめ収納に最適。
②使用シーン 設営・撤収時のギアまとめや、車内収納として活用しやすい。折りたたみできるので運搬や保管にも便利。
③素材 芯材入りのしっかりしたポリエステル構造。ソフトケースながら形崩れしにくく、スタッキングにも対応。
④ギミック 内部仕切りがあり、小物類の整理に便利。マルチケースと組み合わせることでカスタム収納が可能に。
⑤サイトデザイン 黒ベースで無骨系キャンプサイトに自然に溶け込むデザイン。ギア映えを狙いたい人に◎。
【一言コメント】
価格は少し高めですが、機能・見た目・拡張性のバランスが優れておりギア拘る人にハマる!たまらない逸品。
ツール・小物収納系(“すぐ使う”をスマートに)
⑥CHUMS/マルチハードケースS(収納ケース)
【詳細スペック】
- サイズ:約W240×D115×H100mm
- 容量:約1L
- 素材:EVA樹脂+ポリエステル
- 重量:約200g
- 価格:2,970円(税込)
【おすすめポイント】
①容量 小型ギアの収納にぴったりな約1Lサイズ。調味料、ライター、モバイルバッテリーなどに最適。
②使用シーン 車載やテント内の電子機器・ファーストエイドキットの収納に便利で、濡らしたくないアイテムの整理に◎。
③素材 衝撃吸収性に優れるEVA素材+ポリで、軽量かつタフ。アウトドアから日常使いまで対応。
④ギミック 仕切りやメッシュポケットが付いていて、中身が暴れにくい設計。ファスナー開閉もスムーズです。
⑤サイトデザイン CHUMSらしいポップなデザインは、サイトのアクセントとして活躍。おしゃれ好きキャンパーにおすすめ。
【一言コメント】
かわいいデザインで女性キャンパーにも人気。ただし、デザインがポップすぎて、無骨スタイルのサイトでは若干浮く可能性あり。
⑦asobito/ツールボックス(Sサイズ)
【詳細スペック】
- サイズ:約W320×D125×H135mm
- 容量:約3〜5L
- 素材:綿帆布(パラフィン加工)
- 重量:約400g
- 価格:4,620円(税込)
【おすすめポイント】
①容量 着火ギアや調味料、細かい金具など“焚き火周りの小物”を入れるのに最適な3〜5L。
②使用シーン 火周りにそのまま置いておける防火性の高さが魅力。焚き火セットの持ち運びにも◎。
③素材 経年変化も楽しめる綿帆布にパラフィン加工を施し、防水・耐火性も確保。風合いの変化も魅力。
④ギミック ロールトップ式で開閉がしやすく、中身の視認性も良好。整理しやすさも上々です。
⑤サイトデザイン 無骨でナチュラルな風合いが、焚き火メインのサイトと好相性。焚き火愛好家からの支持も厚い。
【一言コメント】
仕切りがないため、インナーポーチとの併用が理想ですが、雰囲気・実用性・経年変化を楽しみたい人にはハマる逸品です。
⑧SOMABITO/MINI TOOL BOX
【詳細スペック】
- サイズ:外寸 約W203×D109×H56mm/内寸 約W186×D88×H41mm
- 容量:約0.67L(推定)
- 素材:スチール(マットブラック仕上げ)
- 重量:約400g
- 価格:2,200円(税込)
【おすすめポイント】
①容量 手のひらサイズの超ミニマル収納で、ライター・着火剤・ミニスパイスボトルなどを整理するのにぴったり。
②使用シーン 工具箱・焚き火道具・文房具など、アウトドア以外でも幅広く活用可能。ソロキャンパーに特におすすめ。
③素材 老舗TOYO STEEL製の金属ボディで、耐久性・耐傷性ともに◎。マット仕上げで手触りも上質。
④ギミック シンプルな片開き構造で、底面はスタッキングしやすい凹凸加工。開閉もスムーズでストレスフリー。
⑤サイトデザイン 無骨スタイルにドンピシャなマットブラック。金属の質感がサイト全体をグッと引き締めてくれる“映える収納”。
【一言コメント】
小さいけど、存在感抜群の収納ギア!収納力は控えめなので“サブ収納”や“趣味ケース”として使うのがベスト。サイトに並べているだけでテンションが上がる一品です。
よくある収納ギア選びの失敗例
収納ギアを選ぶ時の失敗例を紹介しておきます!
どんなギアにも「買ってよかった」があれば、「やっちまった……」もあるのがキャンプ。
収納ギアは特に、使ってみてから後悔するポイントが多く、SNSや現地のキャンプ場でも「失敗談」は後を絶ちません!
ここでは、リアルな体験談を交えつつ、ありがちな失敗とその回避策をお伝えします。
「デカすぎて車に積めなかった」
ネットで見た写真やスペックだけを信じて買ったら、「トランクに収まらない」という悲劇。特にハード系収納ボックスは、実寸より“持ち手含めたサイズ”がネックになることも多いです。
解決策
-
買う前に車の荷室寸法を測る
-
複数のボックスで分けて積む選択肢も検討する
「中身がぐちゃぐちゃになる構造だった」
仕切りのない大型収納に何でも放り込んで、いざ設営……「あれ?ペグどこ?」「ランタンのガラス割れてる!」なんてケース、超あるあるです。
解決策:
-
仕切りや中袋があるモデルを選ぶ
-
ケースインケース(小分け収納)を導入する
-
ランタンやガス缶など“衝撃NGギア”は個別に保護ポーチを使う
「使うたびに開け閉めが面倒」
オシャレ重視でロック付きボックスを選んだものの、
頻繁に出し入れするスパイス類やカトラリーまで“鍵付きボックス”に入れて、結局ストレスに。
解決策:
-
出し入れ頻度の高いものは「フタなし・開放系」に
-
頑丈収納と“サッと出せる小物ポーチ”の併用が理想
「焚き火近くで溶けた/汚れた」
サイト映えのために焚き火近くにオシャレ収納を置いた結果、
「溶ける・焦げる・火の粉で穴」が発生……という悲しい事故も。
解決策:
-
焚き火周りは「耐熱性・金属製ギア」または「汚れてOKなソフトボックス」でまとめる
-
ファブリック系収納は火元からしっかり距離を取る
こうした失敗を回避するためにも、単なるスペック比較ではなく、「自分のスタイルでどう使うか」を意識して選ぶことが重要です!
よくある質問(FAQ形式)
Q. ソフトとハード、初心者はどっちを選ぶべき?
A. 積載や耐久性を考えるならハード、可変性と軽量さならソフト。最初はハード1つ+ソフト1つの組み合わせがおすすめです!
Q. 家でも使えるキャンプ収納ギアある?
A. あります!例えばasobitoのツールボックスやSOMABOXは、リビングの小物収納やクローゼット内の整理にも◎です。
Q. 積載時、下に入れるべきものは?
A. 基本は重いもの・壊れにくいものを下、軽くて壊れやすいものを上に。
例)ペグケースや調理器具→下段/LEDランタンやカップ類→上段
終わりに|収納は“キャンプを楽しむための準備”です
収納は面倒くさい。そう感じる人も多いかもしれません。
でも、収納にこだわると、キャンプ中に「あれどこいった?」が減り、撤収のストレスが激減し、準備の段階からキャンプが始まるようなワクワク感を味わえます。
今回の記事が、あなたの“収納ストレス”を少しでも減らし、次のキャンプがもっと楽しくなるきっかけになれば幸いです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう。焚守シロウでした!
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